タイヤには、日本国内向け、外国向けがある

行きつけのモータースのオヤジは、私が自己破産したことを知っているので、いつも安い購入方法を教えてくれます。
パーツなどの交換は、私がネットオークションで購入し、その店の片隅を借りて、オヤジの指導で、パーツの取り付けを行わせてくれます。
工具は、私のを使い、作業中、オヤジは、声をかけてくれるだけです。
もちろん、どうしても無理な状態になれば、手伝ってくれます。
私がお手上げになって、初めて料金が発生します。

こんな店なので、何十年もお付き合いしています。

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格安タイヤについて

タイヤがツルツルになってきたので、そろそろ交換する予定です。
オヤジにタイヤのことを相談すると、

「うちの店は日本向けしか扱わない。安いのなら、タイヤを扱っている専門店に行け。」

とのことでした。
その理由は、

  • タイヤは、ゴム製品であり、温度により性質が変化する。
  • 輸出する国(気温や路面状況等)によって、ゴムの材質を変えている。
  • メーカーによっては、日本国内でも、地域によって、材質を変えている。
  • 特に冬、スタッドレスタイヤでは、ゴムが硬いと、その性能が発揮できない。
  • 古くて硬くなると、雪道でブレーキをかけても停まらないことがあるくらいなので、注意が必要。
  • やわらかいタイヤだと、低温でもグリップし、滑りにくい。
  • 雪が降っていないときでも、雨天時と晴天時でも、差が出る。
  • レースカーなどは、路面の温度で、タイヤを変えている。朝と昼とでは、差が出る。
  • 高速で走ると温度が上がり、差が顕著にです。

たくさん出てきます。
なるほど、古い自転車のゴムも電気製品のゴム部分も季節によって、触れた感覚に違いがあります。

私たち一般人が、高速道路や山間部を車で走ったりすると、タイヤの温度が変化することが分かります。
国内大手のタイヤメーカーの製品は、走行時の温度でグリップするようにできているそうです。
さらに日本国内でも、北海道から沖縄までありますから、地域ごとに製品が異なるようです。
そういえば、大手タイヤメーカーのテストコースが、国内のあちこちにあります。
これも安全のため、さすが、国産メーカーですね。

国内向けで、その地域用につくられたものは、それなりの価格です。
大手チェーンの販売店(すべてではないと思いますが)では、気温が高く雨が降らない地域のもの(ゴムが硬くてもグリップする)を逆輸入や並行輸入で大量に仕入れているため、同じ銘柄であっても安くなるそうです。

行き付けのモータースのオヤジは、
「悪いが大手のタイヤ販売店のようにはいかないので、タイヤは他で買ってくれ。」
ということで、安いものを買おうと思います。
口は悪いけど、私に気を遣ってくれています。

ネットで格安品を買って、オヤジの店に持ち込めば、店のタイヤチェンジャー(ホイールにタイヤを取り付ける工具)を使わせてくれるのですが、オヤジに悪いので、今回は、大手チェーン店に行きます。