郊外の田んぼ脇の用水路を覗いたら、ニジマスらしい魚影が見えました。
近寄ると、逃げていき、少し上流の土管の中に入ってしまいました。
仕事で立ち寄った現場の近くでしたので、後日、子供と竿を持っていきました。
エサは、ミミズですが、釣れませんでした。
子供は、いつものようにルアーを使いましたが、ニジマスらしい魚影は、逃げていきます。
そこで、たまたま近くにイモムシがいたので、それを付けたところ、25cmくらいのニジマスを釣り上げることができました。
この用水路は、川の上流部から水を取っており水が冷たいです。
用水路は、幅、30mほどの河川に流れ込んでいて、そこから、魚が上ってきたと思われます。
田んぼ脇の用水路で、ナマズやウナギ、鯉などが捕れることもあります。
板などで流れを遮断し、ダムのようになっているところに魚が溜まっていることがあります。
時々、ジャンプして板を乗り越え、上流に向かおうとします。
ウナギは、ジャンプしませんが、濡れている岩などを登ろうとします。
網で捕ることができます。
人の気配がすると逃げてしまいますから、網をかまえて、しばらく待ちます。
田畑で働いている人がいる場合は、一言声をかけてから釣るとよいと思います。
上流部の川魚を釣る
河川の上流部では、ウグイやオイカワ、アブラハヤなどが釣れます。
エサは、現地調達すると安上がりです。
ミミズやイモムシ、蜂の子などもよいですが、現地の川の中で石をひっくり返すと、虫がたくさん捕れます。
この虫を使います。
川の中の虫を使うことで、釣果は、確実に増えると思います。
ハリス(針に直接結んである釣り糸)は、細めがよいです。
ハリスを細くするだけで、釣果に違いが出ます。
これは、川でも海でも同様です。
釣る時間は、朝夕が一番釣れます。
現場で、エサを調達すれば、安く短時間で、食糧が手に入ります。
30分で、家族4人分くらい釣れますよ。
小骨が多くて食べにくい魚もいます。
油で揚げれば、子供でも食べられると思います。
釣りをしながら、石をひっくり返せば、手長エビやハゼに似ているヨシノボリが捕れることもあります。
釣り場が郊外や山間部であれば、無人の野菜売り場などもあります。
野菜や果物が安く手に入るかもしれません。
お子さんがいる方は、食糧確保体験と遊びの両方ができると思います。
川で魚を釣るときは、入漁料が必要です。
子供は無料であることが多いです。
入漁料は、近くの釣具店やコンビニなどで買えます。