ベトナムで、通訳をしながら優雅に暮らす?

日本での仕事を辞め、ベトナムで仕事をしている知人から電話があり、1時間ほど話を聞きました。

 

彼は、15年ほど前まで、日本で、電気屋を営んでいました。




大手電機店の進出で、仕事が少なくなり、住宅の配線工事や修理、エアコンの取り付けなどをやり、何とか続けていたのですが、海外移住の夢もあったため、店をたたんで、海外に行ってしまいました。

 

最初は、アメリカのビジネススクールに通いました。
学費や生活費は、これまでに貯めたもので、支払っていたそうです。
また、現地の日系企業で、通訳をやったりしたそうです。

 

これまでに技術系の仕事をしていたため、専門用語を必要とする企業での通訳の仕事があったそうです。

 

当時、1時間あたり、日本円で2万円くらいもらえたそうです。

 

 

ビジネススクール卒業後は、一旦、日本に帰りました。
日本では、知人の電気工事店でアルバイトをしながら、単発の通訳の仕事をして、お金を貯めたそうです。

 

日本でも、技術系の通訳ができる人は、重宝されると話していました。

 

彼は、大手自動車メーカーに勤めていた時期もあり、技術英語は得意です。

 

日本で、約2年間、通訳のノウハウを身につけて、ベトナムに渡りました。
ベトナムを選んだ理由は、日系企業がベトナムに進出し始めてことで需要がありそうだということでした。

 

ベトナム行きは、2年間で考えたことではなく、10年以上前から考え、準備していました。

 

その後、彼は、ベトナムで現地の人と結婚し、現在では子供もいます。

 

現地語(ベトナム語)と英語が話せる彼は、現地の日系企業や工場などで通訳をしながら、暮らしています。

 

物価は、日本の3分の1~4分の1くらいだそうです。
現地のものを食べれば、もっと節約できるそうです。

 

週、2,3日の仕事で、1ヶ月家族を養っていけるそうです。
移住当初は、アパート暮らしだったそうですが、現在、家族とともに3階建てに住んでいるそうです。
日本には、時々、帰るそうです。

 

海外での失敗

ベトナムに渡った後、ベトナムの隣の国、ラオスでも通訳業をやろうと事務所を構えました。
郊外だったため、戸建ての事務所を借りたそうです。

 

寝泊りできる戸建てで、山の中腹あったため眺めがよく、使わないときは、レンタルハウスとして、貸していたそうです。

 

彼の新たなビジネスとして、このレンタルハウスをホームページで、世界中に発信しました。
業務は、現地の人に任せていたそうですが、日本へ半年ほど帰っていたときに、このレンタルハウス内のものが盗まれ、スタッフが消えてしまったそうです。

 

ほかにも、東南アジアに、2,3のレンタルハウスがあったそうですが、あまり繁盛せず、維持費もかかるため、やめてしまったそうです。

 

技術系の同時通訳はもうかる

英文科の大学教授から聞いた話です。

 

専門用語が必要な同時通訳は、1時間あたり、4~8万円だそうです。
通訳の人数は関係なく、一人でやっても複数人でやっても、同じ金額だそうです。
一人でできれば、いいのですが、専門用語を含むため、複数でフォローしながらやるそうです。
役割を決め、途中で交代することもあります。

 

事前に資料をもらって、複数人で準備し、通訳同士での打ち合わせ、クライアントとの打ち合わせなどを含めて、時間給に換算すると、数千円くらいだそうです。

 

私が過去に勤めていた会社では、会議の際、同時通訳の方をお願いしていました。
当時、1時間4万円と聞いたことがあります。

 

技術英語が必要なシーンはたくさんあるそうです。
企業などの会議だけでなく、講演会や説明会もあります。
この大学教授によれば、週に3件ほどやれば、大手企業の部長クラスの報酬が得られるため、学生には、日常会話だけでなく、技術英語ができるよう、話しているそうでした。
医療分野の通訳の仕事も需要があり、医師と結婚できるかもしれない、と学生に伝えると、女子学生が頑張って勉強すると笑っていました。