IターンUターン支援補助金、奨学金返済・返還補助、免除

過疎化や産業の活性化のため、県や市、町などの自治体が補助金を出したり、移住や就職を助けてくれるところがあります。
人口の減少が著しい地域では、若者が流出し、地域産業も衰退、税収も減るという課題があります。
この悪循環を断ち切ろうと、市や町では、移住者や定住、補助金を出したり、就職を斡旋することで活性化につなげようとしています。
補助金などを受けるためには、市内の会社に5年以上勤めるなど、条件がありますが、その条件を満たせば、月々、1~3万円程度の支給が受けられたり、公営住宅や一戸建てを安く借りられたりします。
新しい仕事に就くのが心配という方には、関係の業務に関する講習会が無料で受けられたり、奨学金の返済がある場合は、補助金がもらえるという制度を設けているところもあります。




都市部に就職したけど、会社が倒産したり、解雇されたりして、再就職先を探している人もいると思います。
別の職種は心配、住むところが心配、子どもが心配、借金が…。とたくさん悩むことがあると思います。

 

こうした心配を解決してくるIターン、Uターン制度を市町村が考え、人口減を食い止めようとしています。

 

今までも、流出した若者を呼び戻すための制度がありましたが、地元に戻らない人もいるため、Iターンなど、
市外からの移住者も対象としたり、就業前の研修制度や奨学金返済の補助金を出すなど、いろいろなオプションを付けて、人口減に対応しようとしています。

 

テレビで、大手銀行を退職した40代の方が、漁業の研修を受けて、養殖や猟師をしていることが紹介されていました。
こうした仕事は、一人前になるのに何年もかけてベテランからノウハウを教えてもらるのですが、紹介された漁業の町では、地元の漁協が、計画的に養殖や漁の仕方を教えてくれるので、短期間で効率的に学べるとのことでした。
受講者も一生懸命ノートにメモを取ったり、タブレットで写真を撮ったりしていました。

 

この番組の中で、猟師をしようと考えている方は、リストラなどで切羽詰った状態の方や前の仕事が合わなかった方、もともと猟師がやりたかった方など、理由は様々でした。教える漁協の人も一生懸命勉強する人が多いので、教えがいがあると話していました。

 

最近、過疎地では、空き家が増えているそうです。
こうした空き家が安く借りられるということも、テレビで紹介されていました。

 

過疎化に対応、自治体の取組

I、J、Uターン支援や奨学金補助事業が自治体のページに掲載されています。
年齢制限により、年齢が高い方は、難しいようです。

 

40歳までなら、助成が受けられそうなところが多いようです。

 

県や市町村に相談窓口があるところもありますので、相談されるのもよいかと思います。

 

Iターン
生まれ育った地域や別の場所で就職し、その場所とは異なる地域への就職

 

Jターン
Iターンとよく似ていますが、地方で育って、都会に就職、そして生まれ育ったところとは子となう地方へ就職

 

Uターン
生まれ育ったところとは異なるところの学校で学び、故郷で就職

 

 

鳥取県IJUターン支援

助成金の上限
大学院、薬学部 108~216万円
大学 72~144万円
高専、短大 36~72万円

 

富山県魚津市

U・I・Jターンをされた若者の魚津暮らしを支援します~魚津市若年移住者賃貸住宅助成制度
市内に1年以上、賃貸契約をする
入居費用の1/3を助成
40歳未満

 

Iターン信州

登録が必要です。
テレビなどでも、Iターンの方が紹介されることがあります。

 

岐阜県白川町

ふるさと定着促進補助金
奨学金の補助が出ます。対象期間は10年間
年間12万円
30歳未満が対象

 

新潟県

I・Uターンする方で、ひとり親家庭等
引越し費用が支給されます。
一人ひとりに選任のコンシェルジュが支援してくれ、空き家や公営住宅などを紹介してくれます。
家賃の補助もあります。

ほかにもたくさんあります。

 

I、U、Jターン失敗

田舎暮らしでは不便なこともあり、都市部へ戻る人もいます。
不便でもいいという人もいます。
都市部の渋滞や通勤ラッシュは、慣れれば平気という人もいます。

 

知人でIターンの人が数人いますが、長野に行った人は、戻ってこない人が多いです。
お休みの日は、地元の人たちと、レクレーション(食事会、飲み会)や草刈、掃除などをやります。
楽しく過ごせるし、地域に貢献しているなと感じているそうです。

 

若い人が少ないため、若い方は地元の行事に多く参加する機会が多くなります。

地元に溶け込んでいるので、近所や知り合った人が野菜などをくれることもあり、ありがたいそうです。

 

言いにくいことですが、冬場は、亡くなる方が多く、月に4,5回、お葬式に参列することもあり、出て行くお金が大変なこともあります。

 

田舎では、こうした人付き合いや草刈などの行事が多いため、近所付き合いが少ない都市部に戻るという人がいるということを、テレビで紹介されていたのを見たことがありました。

 

教員になると、奨学金返還不要?

以前から教員になると奨学金が免除されると聞いていました。
以前、子供の学校でPTAの委員をやっていたころ、教頭先生から、奨学金を返済したという話を聞きました。
この先生は、奨学金の貸付を受けて大学院を卒業し、教員になりました。
教員になったので、奨学金の返済は不要だったはず(本人はそのつもりだった)ですが、数年後に教育委員会に異動になり、返還が必要になったそうです。

 

教員になると返還不要という制度は、すでに廃止されています。

 

返還が完全に免除されるのは、障害を負った場合、利用者が死亡した場合です。