カーテンが高くて買い替えることができないため、我が家は、プチプチ(エアーパッキン、気泡緩衝材)を使って断熱しています。
カーテンが紫外線でボロボロに
カーテンを15年以上使うと、紫外線の影響か、ぼろぼろになってしまいます。
手で触ったり、にぎるだけで、数mm~数cmの布片の状態になるものもあります。
触るだけでバラバラになるカーテンの掃除が大変なので、古いカーテンを外して、一部の窓は、プチプチにしてしまいました。
また、私の住むアパートは、古いせいか、カーテンレール内のフックを掛けるためのプラスチックのパーツも痛んでいます。
猫がカーテンを登ってボロボロにする
猫がいる家庭でも、カーテンがボロボロになるのでは、ないでしょうか。
私も妻も結婚前は、猫を飼っており、カーテンがボロボロでした。
特に若い猫は、よく遊ぶため、カーテンを登っていたように思います。
プチプチ(気泡緩衝材)は安価で効果が大きい
カーテンは、1枚あたり数千円します。家庭全体となると、数万円になると思います。
プチプチ(エアーパッキン、気泡緩衝材)なら、1000円以下で、家全体がカバーできます。
ホームセンターで、ロール状のものが売られています。
窓に貼るためのテープは、建築現場で使われる養生テープがおススメです。
長期間、貼っても、べとつきにくいため、建築現場で一時的に資材を固定する場合に使うものです。
ガムテープくらいの大きさで、ホームセンターで、販売されています。
カーテンを捨てるまでもないという場合でも、カーテンを使いながら、プチプチも貼れば、さらに断熱効果が上がると思います。
シャッターや雨戸がないアパートなどでは、安価に断熱できると思います。
貼った状態は、すりガラスのようになるため、外からは見えにくくプライバシーも守られます。
夏
一般的にエアコンの設定温度は、28度にするのが、体感温度と節電対策からちょうどよい温度とされ、
1度、設定を変えるだけでも節電につながると言われます。
さらに節電をするために、一旦、冷やした室内の空気が外気によって温度が上がらないように、プチプチを窓に貼ります。
我が家はエアコンを使わない(使えない)ため、節電効果について検証していませんが、外気との熱の交換が少なくなるため、節電できるはずです。
冬
冬、窓に近寄ると、ひんやりします。手を窓に近付けただけで、外気の冷たさを感じます。
窓の側で寝ると、寒くて寝られないこともあるくらい寒い日もあります。
室内が暖かいと、窓に結露(水滴)ができまるくらい、外気温が低くなります。
雪国では、この窓の水滴が凍ってしまうくらいです。
プチプチを窓に貼ることで、室内の温められた空気が窓を通して、外に逃げにくくなります。
我が家では、冬、プチプチの上にダンボールを貼ることもあります。
熱の移動(熱交換)
一般的に外部と室内の間に1枚の窓があります。
窓を二重にしたり、壁に断熱材を入れることで、断熱することができます。
温度の違う環境の間に空気の層があれば、熱が移動しにくくなります。
プチプチは、窓の開閉がないところなら、2枚、3枚にすると効果が上がると思います。
工場でも断熱材として利用
私が以前、勤めていた工場では、50度の環境下で製品をテストする部屋がありました。
この部屋には、工場の外側に窓はありませんでしたが、内側(工場内側)には、大きな窓がありました。
この大きな窓によって、熱が工場側に逃げ、電気代が上がることが分かったため、安くて効果の高いプチプチを窓全面に貼ることにしました。
この工場には、商品を出荷する際に、緩衝材(プチプチ、ダンボールその他)を使うため、大量にプチプチがあり、他にも、コンピュータ(サーバ)ルームの窓にも貼っていました。