シイラのルアー釣り,マリーナで高級魚をもらう

養殖業を営む知人にシイラ釣りに行かないかと誘われ、子供と行ってきました。
船は社長さん(会社?)所有のものです。

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マリーナで高級魚をタダでもらう

今回の船釣りの帰りに、他の釣り船の方から、マグロやカジキの切り身、太刀魚、スズキをもらいました。

魚とのファイト、釣ることだけを楽しむために船を所有し、海に出ている人がいます。

これを目的にしている人たちは、大きな魚が釣れれば、知人に配ったり、レストランなどに持ち込んで料理してもらい多くの人に食べてもらったりしているそうです。

大型の魚を船から引き上げ、解体するところを私たち親子が見ていると、釣り人さんたちが声をかけてくれて、魚をわけてくれました。

大量に釣れると、運搬用のクーラーボックスに入りきらなかったり、運べるよう切り身にするのも大変だったりします。
また、配って回るのも時間がかかるため、そのまま、現地で引き取ってもらうとありたいそうです。

船釣りでなく、防波堤の釣りでも、こうした場面がありますが、釣りを楽しむ目的だけの人は、クルーザー等を所有している富裕層のほうが多いと思います。

今後も魚が欲しければ、午前10時から11時頃に来るといいよ。
と言ってくれました。

船釣りは、風のない朝に行うことが多いそうです。
夜明けとともに出航し、数時間楽しんで、9時から10時ころに竿をたたんでマリーナに戻るそうです。
その後、マリーナで片付けをし、食事をしてから帰宅するそうです。

 

お子さんがいるなら、「大きな魚を見に行こうか」と子供たちをお近くのマリーナに行ってみたらいかがでしょうか。
行くときは、大型のクーラーボックスか、発泡スチロールの箱を持参してください。

発泡スチロールの箱は、近くのスーパーで分けてもらえると思います。

 

船を所有する社長さん

私は、今回、誘ってもらった社長のホームページ作成やネット販売などを手伝っており、時々、釣りなどに誘ってくれます。
ホームページ作成やネット売買では、お金をもらっていませんので、社長さんは、何かと気を遣ってくれます。

 

この方は、脱サラして養殖業を始めたのですが、ネットで魚を販売するようになり、儲かっている?そうです。

 

ホームページ作りの対価として、お金をもらうより、私の子供にこうした体験をさせてやれることができるため、ありがたいです。
養殖場のエサやり体験も経験させてもらいました。

 

シイラは、赤身(白く見えますが薄い赤だそうです)でおいしい魚です。
夏になると、スーパーで安く売られていますから、フライ、刺身で何度か食べたことがあります。

 

シイラは、大きさが1mを超えます。
小さいサイズでも引きが強いため、楽しめます。
リールを力任せに巻いて釣ることができます。

 

泳いでいるシイラの体色は、青緑できれいです。
釣り上げると、体色が青緑から金色に変化します。

カジキもこのように体色が変化するそうです。

 

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海上でシイラを探す

船を走らせて、流れ藻やゴミなどを探します。
流れ藻やゴミの下には、小魚が付いています。
その小魚を狙って、大型の魚が食べにきます。

 

流れ藻、ゴミを探して船を走らせます

 

鳥山発見

鳥山の下には、小魚がたくさんいて、それを鳥が食べます。
小魚がいるということは、それを食べる大型の魚もその周りや下から、小魚を狙っています。

 

ときどき、小魚が数十匹、水面からジャンプすることもあります。
下から大型の魚に追われたときに、水面上に逃げるためです。

 

上から鳥が、下や横からは大型の魚が、小魚にとっては、たまったものではありません。
鳥山の下には、マグロ、カツオ、ブリ、カンパチなどがいます。

 

釣り人、数人で、何回かルアーを投げてみましたが、アタリもありません。
2、3分で、鳥山が消えてしまいました。

 

鳥山を見つけては投げる、鳥山が散る。船を走らす。
これを数回、繰り返しましたが、釣れるのは、サバだけでした。

 

砂浜など、陸上から釣りをしていると、小魚を狙った鳥が飛び回っていて、しばらくすると鳥山になっている光景を見ることがあります。
朝方は、陸に近いところで鳥山が発生することもありますが、陸からでは遠いところで発生することが多いです。
近くに発生しても、他の釣り人がいたり、走っていく間に鳥山が消えたりすることがあり、遭遇しても、魚をゲットすることが難しいです。

 

ゴミ(戸板)を発見

戸板と、木材が流れているのを発見しました。

 

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シイラの釣り方

大きなルアーを投げて、ガンガン引くだけで釣れてしまいます。

 

15~20cmくらいルアーを使います。(いつも釣りの対象にしているようなサイズです)
・ポッパーと呼ばれる小魚が水面をジャンプしながら逃げるような動きをするもの
・ミノーと呼ばれる小魚の形をしたもので、水面下数十cm~1、2mくらい潜るタイプのもの

 

シイラは、表層にいますから、ポッパーとミノーの2種類を使いました。
当日は、どちらも関係なく釣れました。
ポッパーのほうが、ルアーを咥える瞬間が見られたるめ子供は大喜びです。

 

シイラはゴミの下に群れていますから、ゴミや流れ藻付近を狙って投げます。

 

シイラは、船のそば、ルアーを空中に上げる直前まで追ってきます。
最後まで、気を抜かずに引いてきます。
竿先からのライン(釣り糸)が3mほどしかないのに食いつく場合もあります。

 

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ルアーの引き方

小魚を捕食するため、高速でルアーに向かってきますから、早めに引いても大丈夫です。
竿をとあおって、1,2m引き、ルアーが一瞬止まったところで、竿を下げながらリールを巻くイメージで引きます。

 

この日は、竿をあおってルアーを止め、リールを巻こうとした瞬間に、針がかりすることが多かったです。

 

ルアーを投げ、そのままリールを巻いても釣れますが、引く速度に強弱をつけるとよいです。

群れがいれば、1回ルアーを投げると、必ず1匹釣れるくらいになります。
この状態が、15分くらい続くことがありました。

 

船上に4人いれば、同時に4人にかかっていることもあり、ときにはラインが絡んでしまうこともあります。
また、船上では、釣り上げた後処理で大変な状況になります。

 

サバなど小型の魚なら、一人で釣って、一人で針を外しますが、シイラの場合、1mくらいのものが釣れるので、複数人で対応します。

 

一人でもできそうですが、ヒットすると社長さんがギャフや網を持ってきて、すぐに助けてくれます。

 

釣れるシイラは、小さいサイズでも、50cmくらいあります。
このサイズは、リリース(逃がす)です。

 

この日は、何度も流れ藻やゴミを見つけて、シイラを釣り上げるため、大型のクーラーボックスが一杯になってしまいました。

魚を入れるところがなくなったため、途中から針にカエシのないものを使い、釣ったらリリース(逃がす)しました。

 

今回、道具は、社長さんに借りました。
いつもは、カエシのない針を使うそうですが、子供に確実に釣らせるためにカエシがあるものを貸してくれたそうです。

 

たくさん釣れたため、帰りの道中に住んでいる知り合い2人に数本、あげました。

 

残りは、4本です。
ほかには、サバとアジが数本います。

 

シイラは、英語でマヒマヒ(mahi mahi)というそうです。
釣りキチ三平がハワイでカジキ(ブルーマーリン)を釣る巻で知りました。
このときに、食べてみたいな思いました。

 

ハワイでは、高級料理に使われるそうです。
フライにして、ハンバーガーにしてもおいしそうです。

 

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シイラを捌く

帰ってから、捌こうと思いましたが大きすぎて、流し台のシンクに入りません。
そこで、風呂場で解体しました。
殺人事件で、こんなシーンがあったことを思い出します。

 

オスは、頭が大きくなります。

 

メスは、頭が小さいです。
メスは、お腹から卵が出てきました。

 

3枚に下してから、皮をはいで、ぶつ切りにします。
量が多いため、ジップロックに入れて、凍らせておきました。

 

家族が毎日食べても1週間分くらいありました。

 

刺身、ムニエル、フライなどでいただきました。
一部は、味噌汁に入れてみました。

 

どれも食べごたえがあり、おいしかったです。

 

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青ヤガラやがらは、骨が多くてまずい

約1mの青ヤガラが、ルアー引っかかってきましたが、リリースしました。

青ヤガラを焼いて食べたことがありますが、小骨が多く食べにくいです。

味は無く、おいしいとは感じません。

背骨も硬く、捌きにくいです。