ため池の水抜きや池干しがあれば、網を持って行きましょう。
ため池は、数年に一度、水抜きをするそうです。
かいぼり(掻い掘り)とも呼ばれます。
池の維持管理や外来魚駆除のために実施しています。
水草やゴミの除去、土木工事などが行われます。
増えすぎてしまったブラックバスやブルーギル、アリゲーターが―などの外来魚を駆除するために行うこともあります。
都市部の公園にある池やお堀などでも行うことがあります。
池干しは、地域の人たちに開放していることがあります。
実施日や参加の可否は、市や管理している団体に聞けば、教えてくれます。
管理団体は、池の看板に書いてあります。
実施時期は、地域にもよりますが、作物の収穫が終わった秋から春が多いようです。
公園の池なども、人が少なくなった時期に行うことが多いのではないかと思います。
水抜きや池干しでは、大物がたくさん獲れます。
水位が少なくなり、水溜りのような場所がいたるところにできます。
それぞれの水溜りでは、取り放題の状態になります。
池の状態によっては、泥の中に手を突っ込んで捕獲するようなこともあります。
道具
捕獲する道具は、「四つ手」網が使いやすいと思います。
ちり取りのような形で、底面の1辺が1mくらいの網です。
「四つ出」網の価格は、大きさにもよりますが、1500円くらいからあります。
私は、数十年前に数百円で買いました。
沈めて、魚を網のほうに追いやれば、魚が入ってきます。
大勢で魚を追い回しますから、一度に大量に捕獲できることもあります。
獲った魚は、ビクなどに入れておくとよいですが、子供が集まっていますので、持っていかれたり、逃がされてしまうこともあります。
プラスチック製のそりも便利です。
泥の上でも使いやすいです。
水があるところでは浮きます。
スポーツ用品店で数百円で売っています。
砂地でのあさり採りなどでも使いやすいです。
50cm以上の鯉やナマズ、ライギョなども捕獲できます。
小さな子が大型の魚を捕獲したため、私は大きめのビニール袋(ゴミ袋)を渡してあげましたが、ライギョやナマズなどは、いらないと言われました。
持ち帰っても、食べることも飼うこともしないからと、その魚をくれたことがありました。
大きめのカラーボックス(コンテナボックス)などを用意しておくと、生かしたまま、持ち帰れます。
泥臭い池なら、泥抜きするとよいと思います。
大型の鯉は、カラーボックスに入れて酸素を供給しても、死んでしまうことが多いです。
そのためか、鯉は、その場で血抜きして持ち帰る方もいます。
ナマズ、ライギョ、ウナギは、酸素なしでも長く生きています。
ゴム長、地下足袋があると歩きやすくけが防止になります。
ゴム長は、数千円します。
胸まであるものが使いやすいと思います。
寒い時期でなければ、地下足袋が歩きやすいとおもいます。
作業服などを扱っているお店やホームセンターで手に入ります。
ゴム長に比べると安く購入できます。
草履は、泥の中で脱げると、見つからなくなると思います。
裸足は、けがをするかもしれませんので、やめたほうがよいです。