太陽光発電,設置していない人も年間10,000円負担

2012年から、太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーによる発電の普及促進のため、太陽光発電などの設置をしていない国民(家庭)からも、電気の使用料に応じて徴収されるようになりました。

太陽光、風力発電、あなたの負担が増加している

徴収の目的は、自然エネルギーの利用促進です。

 

通常の電気料金に上乗せされるしくみですので、通常の電気料金も支払う必要があります。

もちろん、、電気の使用量が多くなれば、多く徴収されます。

 

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負担金は、年間約10,000円

2017年の月の負担額は、平均的な家庭で792円です。
年額、9502円です。
この負担金の金額は、年々増加しています。

 

負担金は、再生エネルギー発電促進賦課金(ふかきん)と呼び、電気料金といっしょに支払います。

 

平均的な家庭の月の電力量は、300kWhです。
この平均的な家庭の負担額が、月792円です。
冷暖房を付けながら、テレビを10時間程度見る生活をすると、このくらいの金額kになります。

 

仕事や学校などで、常に家にいない方もいます。
冷蔵庫は常時稼働していますし、時には、消費電力の大きいドライヤーも使います。
家にいるときは、照明も必要です。

 

私の家の冷蔵庫の消費電力は、古いタイプのため、電力量が大きいです。
これを1カ月使うだけで、電気料金の他、再生エネルギー発電促進賦課金として約430円支払っていることに気がつきました。
私の家庭では、(借金あり、自己破産のため)冷暖房機は使っていませんが、月600円を超えています。

 

FIT法により国民負担が増大?

FIT法とは、再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法と言います。
FIT法では、太陽光発電などの時給エネルギーを確保、促進するため、太陽光や風力発電業者(一般の人も含む)の発電電気を買い取る(固定価格買取制度)ことも書かれています。

風力発電所、ソーラー発電所の建設費用は、国民が負担している。

負担金は、年々増加しています。

再生可能エネルギー促進のため、国民が負担する制度が始まった2012年は、1kWhあたり0.22円でした。

 

1kWhとは、1kWの電気製品を1時間使う量です。
ドライヤー(1kW)を連続して1時間使うと1kWhになります。

 

こたつ(500W=0.5kWh)なら、2時間です。
0.5kWh×2時間=1kWh

 

負担金(再生エネルギー拡大のための国民の負担金)

2012年 0.22円(1kwhあたり負担金)
2013年 0.35円(   〃    )
2014年 0.75円(   〃    )
2015年 1.58円(   〃    )
2016年 2.25円(   〃    )
2017年 2.64円(   〃    )
2018年 ?円(   〃    )

 

2030年には、FITによる買取額は、3.7兆円~4兆円を目指しており、状況により国民の負担金額は変化すると思われます。

 

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太陽光発電により環境破壊が進んでいる?

太陽光パネル設置者も、買取金額が変動します。
FIT法により、発電した電気も必ず買い取ってくれますが、買い取り金額も変動し、年々下がっています。

私は、仕事の関係から、太陽光発電や風力発電、小川などで使う水力発電などの現場に行ったことがあります。

ソーラー発電、太陽光発電所の問題点は、自然破壊

電気の買取価格が下がっていることから、太陽光パネルを大規模(広い面積)に設置する業者が増えていると聞きます。
設置面積が増え、大規模になってくると、メンテナンスも大変です。

 

現場に行くと、雑木林が切り開かれ、整地された状態になっています。
校外では、畑の中に多くの太陽光パネルを見ることもあります。

太陽光発電の枯葉剤で森がなくなる。

除草剤、枯葉剤が大量に使われている

太陽光パネルが多く設置された地域の方とお話をする機会があり、次のような話を聞きました。
除草剤を大量に散布しており、地域住民の健康が心配とのことでした。

 

ゴルフ場などでも除草剤や農薬が散布されており、心配だという声も聞かれます。
以前、出会った会社の幹部の方は、環境のことを考えて、ゴルフはやらないと仰っていました。

 

私は、除草剤による健康被害について、詳しいことは知りませんが、ベトナム戦争時の枯葉剤に含まれるダイオキシンによる健康被害や奇形児のことをイメージしてしまいました。

 

太陽光パネルが設置されている地区の住民の皆さんも、ベトナム戦争時の枯葉剤のことを言っている方がいました。

 

お話を聞いた方は、付近では井戸水を使っている人もいるため、健康面で心配があると言います。

 

太陽光パネルを設置しているところでは、草が生えていないところも多く見かけます。
草を刈るのは重労働ですし、費用もかかりますから、除草剤や枯葉剤を使用しているのだと思いました。

 

草が生えないようマットを敷いているところもありますが、すき間などから草が生えるため、除草剤も使っているそうです。

 

実際に太陽光パネルを設置している方にお話しを聞くと、草刈りが大変とのことでした。
この方は、薬剤を使うことに抵抗があったため、ヤギを使う方法も検討したそうですが、雑草を完全に取り除くことが難しいため、年に2回程度、除草剤を使っているそうです。