先日、私の勤務先の社長より社員に向けて、これからは、機械が働くから人がいらなくなるというお話がありました。
- これからは、機械やロボットが働くようになる。会社でも導入していくから、社員を減らすかもしれない。
- 会社の状況によっては、希望退職者を募る。
- 4、50歳の社員は、給料が減ることになるかもしれない。
- 会社をクビにならないよう、しっかり働きなさい。
- 世の中が変化しているから、今のままで良しとせず、しっかり勉強し、将来に備えよと指導がありました。
24時間、365日、働き続ける機械やコンピューターとお金
- ロボットを働かせる
- 機械を働かせる
- ソフトウェアを働かせる
- AIに働かせる
- ソフトウェアを働かせる
- お金に働かせる
お金を働かせるとは、株などを購入して運用することだそうです。
人間と機械・ロボット・コンピューターの違い
人は休む必要があるが、機械は定期点検をしていれば、休むことがない。
機械やロボット、コンピューターは、疲れない。
- 文句を言わない
- 苦しそうにしない
- ストライキをしない
- 賃上げ要求をしない
- ミスをしない
ロボットや機械はシステム化でき、プログラムやルールにしたがって稼働する。
プログラムが正しければ、ミスなく正確に動き続ける。
工場やオフィスなどをロボット化、機械化すれば、壊れるまで働き続ける。壊れる前に取り換えて捨てても、退職金を払う必要がない。
まったく同じシステムをコピーして大量に働かせることが可能である。
社員間の「いいね」を増やし、イノベーションに結び付けよう。
社長は、この会社はイノベーションが少ないのが課題である。
会議では、足の引っ張り合いや重箱の隅をつつく発言が多い。
若い人のSNSを見よ。「いいね」を多用して発言や発信を評価しているではないか。
「いいね」があると、やる気がおきる。私(社長)のfacebookも、評価されると発信する気になる。
改善提案など、よいものは「いいね」と言ってあげるとよい。その上で改善案などを示してやるとよい。
世界を見ると、安全性に問題があっても世に出してしまう会社がある。
インパクトのあるものを先に出せば、売れるようになるかもしれない。
世界
製品やシステムが7割程度で、未完成でも世に出してしまう。
生産ラインに不具合があり、4割の不良率でも世に出してしまう。
安全性に問題があっても世に出してしまう。
日本
製品や計画したシステムに不安が一つでもあれば、世に出さない。
1%(会社の基準による)でも不良があれば、ラインを止める。
安全性に問題がある製品やシステムは、絶対に売らない。
安全性に問題があるものを出す気はないが、世界の状況を知っておき、今後もがんばってほしいと話されました。
社長は、会社の雰囲気を変えようとしてました。また、次の世代の社員たちに世の中を知り行動せよと訴えているようでした。