国の教育ローン、自己破産者は審査に通りません。

自己破産者、いわゆるブラック登録者は、国の教育ローンの審査に落ちます。

子供のために国の教育ローンで借り入れをしようとしても、自己破産や携帯電話料金の滞納などがある場合、信用情報機関に金融事故情報(いわゆるブラック登録者)として掲載されていますから、審査に通りません。

国の教育ローンは、親が子供のために借りるものです。
借りるのが親ですから、親が自己破産していたり、滞納がある場合、ローンの審査には通りません。

 

奨学金は、子供自身が借りるものです。
親がブラック登録者でも、本人は利用することができます。

 

私は、自己破産しており、国の教育ローンを利用することができませんでした。

 

子供の奨学金を借りる際、「国の教育ローンを利用できなかった」という条件がありました。

利用できないことが分かっていましたが、念のため、教育ローンコールセンターに問い合わせてみると、利用できませんという回答がありました。

国の教育ローンは、電話で問い合わせることができます。
メールでも問合せができます。

(以下の金額、金利等は、令和3年7月現在のものです。)

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国の教育ローン概要

利用条件
子供の人数に応じて、世帯年収の条件が異なります。
子供1人:世帯年収の上限は、790万円(所得600万円)
子供2人:世帯年収の上限は、890万円(所得690万円)
子供3人:世帯年収の上限は、990万円(所得790万円)

年収200万円以下、子供3人以上の場合、優遇制度があります。
固定金利1.28%、返済期間最長18年

借り入れ金額等

最高350万円
自宅外通学、5年以上の大学、大学院、海外留学などの場合、450万円

 

金利は固定1.68%(令和3年7月)

返済期間は、最長15年
交通遺児家庭、母子家庭、父子家庭、世帯年収200万円(所得132万円)以内の方、子ども3人以上の世帯で世帯年収500万円(所得356万円)以内の方の返済期間は、18年以内です。

使える学校

高校、専門学校、大学、短大、特別支援学校等で利用できます。
職業能力開発学校や予備校などでも利用できます。

使いみち

入学金、授業料、教科書、修学旅行など直接的なものだけでなく、定期やパソコン、アパート代やその敷金、学生の国民年金保険料等でも使えます。

日本学生支援機構の奨学金との併用が可能です。

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お金が出るまでに20日程度

申し込みは、受験前からでも可能です。
申し込みから審査結果が出るまで10日前後
さらに振込まで10日前後

入学シーズンは、申し込みが多くなるため、2,3カ月程度必要だそうです。

 

日本学生支援機構の奨学金の場合、お金が出るのは入学が決まってからになります。
日本学生支援機構の奨学金の最初の振込は、5月ですから、入学前にお金があると助かります。

 

進学が決まると、入学前に受験料や入学金などで、数十万円必要になります。
入学金に支払いの期限が、入学前の2、3月中になっている学校がたくさんあります。
国の教育ローンは、入学前に受け取れるので助かります。

新聞奨学金

もし、お子さんがよければ、新聞配達をすすめてみてはどうでしょうか。

メリットは
・入学前にお金が借りられる。
・給料がもらえる
・奨学金は返済不要の給付型
・宿舎、寮が無償
です。

新聞奨学生は、給料と給付型奨学金(500万円)の両方がもらえる
ご存知のように新聞配達をして、その給料をもらい、さらに返さなくてもよい奨学金が支給されます。 無償で寮や宿舎に住めます。古い建物もあるようですが、冷暖房完備の個室が無償で提供される新聞奨学生もあります。都市部で働くことが多いた...
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