自己破産した同僚が会社を辞めました。

ギャンブル好きの同僚で、常にお金に関わる話題が絶えない人でした。ギャンブルでお金が入ると、人におごったり、成果(配当金など)を見せびらかしていました。

また、お金が無いようには見えない生活でした。身に着けているものや会社の仕事で必要なツール(工具、パソコン等)も、名の通ったメーカーのものを短期間で買い換えています。
乗っている車は大型の四輪駆動、飲み会は、2次会、3次会まで行く人です。

日頃の仕事への取り組み状況はよくありません。同僚や取引会社からの評判も悪いです。
無断遅刻をしたり、仕事中に持ち場を離れたりすることがありました。出先の現場からいなくなってしまうこともあり、取引先からの連絡で会社が知り、代わりに同僚が現場に向かったことが数回あります。私も、放置された仕事を途中から引きついたことが数回ありました。

彼は仕事中、人の目を盗んでは、スマホの画面を見たり、ワイヤレス式のイヤホンを手に隠して耳に当てていたりします。同僚の何人かが、スマホに映った競馬と思われる画像を見かけることがありました。これらの様子は、同僚たちが上司に報告するので、彼は上司から叱責を受けていたようです。

ある日、彼から私に相談があるから、都合をつけてほしいと話がありました。
お金を貸してくれという相談だと思い、話を聞く機会を作らずに、しばらく放置していました。
私は、彼にお金を貸したことがありましたが返ってこなかったので、深く付き合ってはいませんでした。

半年ほどたってから、話を聞く機会があり、内容を聞いてみると、自己破産したということでした。
彼の話の内容は、自己破産したため、一戸建ての家からアパートに引っ越した。家族を養うための生活費もなく生活が苦しくなった。等でした。
今後、破産手続きのために弁護士に会ったり、裁判所に行くので、ときどき、休むから知っておいてくれとのことでした。

同情を誘って、お金を借りようとしたのかもしれません。

 

自己破産しても、ギャンブルを続ける同僚
以前ほどではありませんが、ときどき、やっているようです。
ときどき、職場の人たちにスイーツを配ることがあります。
どこでお金を工面しているかは不明です。
車に大量の段ボール箱を積んでいるのを過去に何度か見たことがありました。同じように疑問に思った同僚がいて、確かめようとしていました。その同僚は、夜間、会社内の一室で梱包している姿を見たと言っていましたので、何かを売っているようでした。

自己破産しても、車は、大型の四輪駆動車のまま変わっていません。車の持ち主は別人かもしれません。

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給料の差し押さえ
給料は振り込みのことが多いと思います。
彼は、給料の一部を差し押さえられてしまったようです。
差し押さえられた給料の残りは現金支給です。給料日に上司の部屋に行き、手渡しで現金をもらっていました。

 

彼の日頃の行動から、彼に強く言う同僚もおり、会社に居づらくなったのか、自己破産から1年ほど経ったところで、何の挨拶もなく、突然会社に出社してこなくなりました。
後から聞いた話ですが、有給休暇を取得し、ボーナスをもらってから退社したそうです。

 

その後、彼から電話をもらいました。店を始めたので、来店してくれとのことでしたが、前を通っただけで一度も行っていません。車は変わっていませんでした。