本を送るなら、ゆうメールも安いですが、一定のサイズ、重さ以下なら、クリックポストが安いです。
料金:全国区一律164円(税込み)
着払いはできません。
クレジット払い(デビットカードもOK)のみです。
荷物の大きさ等
縦:14~34㎝
横:9~25㎝
厚さ:3㎝以下
重さ:1kg以内
このサイズ内なら、本、CD、衣類、カード、アクセサリーなど、
いろいろなものを送ることができます。
「壊れもの指定」はできません。
「配達指定」はできません。
ラベル印刷ができるプリンターが必要
宛名のラベルを印刷するためにプリンターが必要です。
安いプリンタは、3000円くらいで購入できます。
白黒、印刷ができればOKです。
会員登録が必要
使用するには、会員登録が必要です。
1 会員登録には、ヤフーIDが必要です。
2 ヤフーウォレット(クレジット払い)登録が必要です。
荷物の発送時の料金は、出品者がヤフーウォレットで払うことになります。
3 デビットカード使用可
デビットカードが利用できるか問い合わせたところ、使えることを確認しました。
4 会員登録
ヤフーIDで日本郵便のクリックポストのページにログインし、会員登録をする。
https://clickpost.jp/
登録料は無料です。
使い方
1 ヤフーIDで、クリックポストのページにログイン
2 クリックポストトップページから、新規発送ボタンを押す。
商品入力画面が表示されます。
・内容品は、本なら「書籍」でOKです。
・信書ではありませんにチェックを入れます。
・荷物の大きさがサイズ内であれば、チェックを入れます。
・宛先は、郵便番号(半角)を入力し、検索すれば、番地直前くらいまで自動で入ります。
・住所は、全角入力です。
・英数字も全角で入力します。
・半角英数字はエラーになります。
簡単な送り状を入れてもいい?送り状は信書?
信書は送れないことなっていますが、簡単な送り状を送ることができます。
アマゾンマーケットプレイスでは、納品書を送ることになっていますが、商品といっしょに入れても大丈夫です。
郵便法第4条第3項但書によれば、貨物に添付する無封の添え状又は送り状の送達が認められています。
3 確認画面
内容を確認したら、「Yahoo!ウォレットで決済する」をクリックします。
「決済手続き中です。別ウィンドウのYahoo!ウォレット決済手続きを完了させて下さい。」
と表示されたら、それにしたがって手続きします。
ポップアップがでない場合は、画面の指示にしたがいます。
使用しているブラウザ(IEやChrome、firefoxなど)のポップアップブロックの設定がされているかもしれません。
IE11なら、画面上部に設定ボタンが表示されます。
設定ボタンを押して、ポップアップブロックを解除します。
ヤフーの決済画面で決済手続きが終了したら、クリックポストの画面に印刷のボタンが表示されます。
ボタンを押すと、宛名ラベルがダウンロードされます。
4 ラベルの印刷
印刷ボタンを押します。
ブラウザによって印刷方法が異なります。
・画面上で右クリック > メニューから印刷
・ブラウザの右上のメニューから印刷を選択 > 印刷
30分以内に印刷するよう指示が表示されます。
すぐに印刷できない場合は、画面を右クリックして、デスクトップなどに保存します。
pdfファイルで保存されますから、後でファイルをダブルクリックすれば、表示されます。
印刷する宛名ラベルはカラー、白黒のいずれで印刷しても、発送可能です。
※印字した宛名ラベルのQRコード部分が、かすれていたり、破けていたりして、読み取れない場合は、差出人様に返還します。
と注意書きがありますから、QRコードのかすれがあれば、再度、印刷します。
宛名部分を切り取って、封筒に貼り付けます。
宛名部分やQRコードが、水濡れでかすれないように透明テープを貼ってもよいと思います。
私は、透明テープを貼っていませんが、濡れないよう注意して、運搬しています。
「ゆうメール」では、封筒の一部を切り取り、書籍であることを確認するため中が見えるようにする必要がありますが、クリックポストは、切り取る必要はありません。
ポストに投函し、発送
宛名ラベルの有効期間は1週間ですから、すみやかに発送します。
ネットオークションなどでは、落札から入金まで日数がかかる場合がありますから注意します。
通常の郵便物と同様、近隣の都道府県なら、翌日に届きます。
クリックポスト発送時の注意
ポストへの投函が前提のサービスです。
人の手を介さないから、安くなっています。
窓口では、受け付けてくれません
ポスト投函が前提のサービスですから、郵便局の窓口では受け付けてくれません。
局員によっては、窓口で受け取ってくれる場合があるかもしれません。
私は、自分の見た目や話し方がよくなかったのか、受け取ってくれず、ポストへ投函するように指示されました。
また、このクリックポストというサービスを知らない局員もいます。
雨で、バーコードが、かすれてしまい、読み取れるか、確認してもらおうと思い、窓口に行きました。
バーコードの読み取りは、集配の担当者がやるので、窓口では、対応しませんとのことでした。
集配課へ行けばいいかと聞きましたが、そのような対応はないそうです。
しかたなく、持ち帰り、再度、印刷しました。
レターパックライトも同様(サイズが小さいためポスト投函できる)で、窓口では、受け付けませんと言われることがありますが、レターパックの場合は、公式ページに「窓口差し出しOK」と書いてあること。
または、「ポストに入らないから」と説明し、窓口へ差し出せば、受け取ってくれます。
クリックポストの配送状況の確認
クリックポストTOPに発送履歴一覧が表示されます。
この一覧には、発送してもすぐに反映されません。
朝ポストに投函して、配送中になるまで、半日から1日(翌朝)かかります。
一覧表の表示は、「未発送」「配送中」「配達完了」があります。
届いたかどうか発送側で判断できないことがある
相手に届いていても「配送中」のままになっていることがありました。
おそらく、配送中にQRコードが濡れたりして、配送履歴一覧表に反映されなかったのではないかと思います。
「未発送」のままになっていたこともあり、郵便局の集配課に問い合わせたところ、発送管理に関する質問は受けられない。
ということでした。
メールで問い合わせをしましたが、回答メールがあったのは、3,4日後でした。
その段階では、直接、送付先の相手から到着の連絡があった後でした。
A4サイズの本や雑誌が上限
プチプチ(緩衝材)を使って梱包すると、クリックポストぎりぎりのサイズになってしまいます。
このサイズの本雑誌は、厚みがあるため、A4サイズの封筒に入らないこともある。
B4(287×382mm)サイズの封筒に入れる場合は、封筒を折り曲げてサイズ内に収めるとよいです。
厚さは3cmまで
プチプチ(エアパッキン)で包むと、厚さが3cmを超えることがあります。
このような場合は、薄手の発砲シートを使うとよいです。
写真は、工具(ノギス)を使っていますが、本を大量に出す場合、段ボールなどをくりぬいたゲージを作っておくと、効率がよいです。
郵便局では、プラスチック?をくり抜いた同様のゲージを使っていました。
クリックポストのサイズ上限では、通常のポストに入らない。
クリックポストで送ることができるサイズの上限では、通常のポストに入らない場合があります。
私の居住地や周辺地域では、本局(中央郵便局)の投函口の大きいポストなら入ります。
本局、中央郵便局が遠いかたは、投函するために出かける時間を考えると手間が多いかもしれません。
クリックポストは、料金が安い(全国一律164円)ため、オークションなどでは、利用希望が多いです。
本以外にもサイズ内であれば、CDやUSBメモリ、アクセサリー、文房具など、いろいろな種類のものが送れますから、配送方法として選択できるようにしておくと、クリックポストを選択されることが多いです。