公園の銀杏を拾ってもよいのか?
イチョウの木は、公園などにあり、管理している市の職員や現場の担当の方などに聞くと、処理が大変だから、
拾っていいよ。
と言ってくれることが多いと思います。
・市のホームページでも、落ちているものは、拾ってOK。
・木の上のものは、たたいて落としたり、枝を折ってはいけない。
と書かれていることもあります。
法的根拠は?
ラジオで、弁護士さんが銀杏の所有権について話していました。
銀杏は、イチョウが生えている場所を管理している市町村や管理会社の持ち物です。
市町村が管理している公園などであれば、市民は拾ってもよい。
と考えられます。
とのことでした。
木の枝を折ると、「器物損壊罪」になるそうです。
植物だけでなく、池の鯉など飼われている生き物などを突いたりすると「器物損壊罪」になることがあります。
また、枝を持ち去ったり、池の鯉を川に逃がしたりすると、窃盗罪が適用されるそうです。
(参考です)
隣家に柿の木があり、自分の家に入ってきた柿の実をとると窃盗罪、枝を折ると器物損壊罪になるそうです。
地中を伝ってきた根を切るのは、罪にならないそうです。
落ちている間は、誰のものでもない。
この弁護士さんによると、銀杏の実が木の枝から離れ、地面に落ちるまでの間は、誰のものでもないそうです。
木の枝、地面に接している間は、その土地の所有者のものですが、枝から離れた瞬間の空中のものは、誰のものでもないため、拾ってもよいそうです。
この説明だけでは、法的な根拠が不明で、納得いきせんでした。
自分の財布を空中に投げたら、自分のものでなくなるのかな。
それを第三者が拾って、持って行ったら、占有離脱物横領剤になると思いますが、私にはわかりませんでした。
拾う時間
朝、早いほうがよいと思います。
夜が明けるころから、拾い始める人がいるようです。
なるべく早い時間に行くと、たくさん拾うことができそうです。
私は、7時くらいに行ったのですが、少ないなあと感じました。
公園併設のテニスコートや野球場など、スポーツ施設など、お金を払って入る施設内にたくさん落ちていました。
係りの人に聞いたら、「掃除が大変だから、全部持っていって」と言ってくれました。
私は以前、子供会などで、公園施設を利用させてもらっていましたが、こどもたちは、「くさい、くさい」というだけで、日曜日でも、拾う人がいなくて、たくさん落ちていましたよ。
若いママたちも拾うことはありませんでした。
におい対策をしてから銀杏を拾う
・ゴム手袋やポリ・ビニール袋をする。
ゴム手袋のほうが使いやすいようです。
ビニール手袋は、すぐに破れます。
・長靴を履く
長靴なら洗えますが、洗うのが大変な人は、100円ショップで、お風呂用ブーツを買ってもよいと思います。
通常履いている靴にポリ・ビニール袋をかぶせている人を見かけましたが、破れていました。
厚めのポリ袋なら破れにくいかもしれませんが、すべると思います。
ビニール袋を靴にかぶせているのは、汁が靴に付くのを避けるための対策かもしれません。
銀杏汁は、かぶれますから、肌が出ないようにします。
汁が服に付いて、臭いが取れなくなるので、100円ショップのビニール合羽を着ている人もいます。
銀杏を食べる
茶碗蒸しなどが有名ですが、温めて食べてもおいしいです。
レンジでチンして食べる
フライパンで炒ってもよいですが、封筒に銀杏を10個ほど入れて、レンジでチンするとよいです。
時間は、1~2分くらいです。
封筒に入っているため、殻が飛ばないから、楽ですよ。
フッ素(テフロン)加工のフライパンを空焚きすると、毒性のあるガスが出るそうです。
フライパンで炒る場合は、鉄のものがよいと思います。
簡単茶碗蒸し
・袋入りのインスタントのお吸い物
4袋120円、8袋160円くらい、業務用なら、50個入りで600円くらいです。
・卵一人一個
・銀杏(炒ったものかレンジでチンしたもの)
作り方(テレビで北斗さんが紹介していたもの)
- コップにお吸い物の粉と150ccの水を入れます。
- 卵を入れて、泡立つくらい、かき混ぜます。
- レンジに入れて、4~5分で、出来上がりです。
電子レンジは、便利
破産中にレンジが壊れて、レンジが無い生活をした時期がありましが、安いものは、1000円くらいで売っています。
安いものは、痛んでいたり、汚れがひどかったので、3,000円のものを買いました。
テレビやラジオは無くても生活できますが、レンジが無いと不便です。
子供の頃、周囲の会話の中で、「レンジは、料理の手間をかけないから、心なない」など、
電子レンジを使った料理は邪道だ。
とう風潮があったような気がしましたが、忙しい人にとっては、時間短縮のためにも、なくてはならないものですね。