クレジットカードのように利用できて、使い過ぎないカードとして、プリペイドカードがあります。
ブラック登録者が持てるカードで、クレジットのしくみが使えるものとして、デビットカード、プリペイドカードがあります。
クレジットカードは、後払い
クレジットカードは、ブラック登録者が持てませんが、後払いですから、知らない間に金額が増えていることがあります。
デビットカードは、即時決済
デビットカードも、口座内にお金が入っていれば、入っているだけ使えてしまいますから、知らない間に口座残高が0円になってしまうこともあります。
プリペイドカードは、前払い
プリペイドカードなら、あらかじめチャージ(入金)した分しか使えませんから、払い過ぎることがありませんし、計画的に利用できると思います。
プリペイドカードは、作成時の審査がありません。
プリペイドだから、利用上限金額までしか使えません
チャージ機能を利用しますから、ショッピングで、使いすぎることがありません。
プリペイドカードなら、使いすぎることがありませんから、お子さんに持たせることもできますし、海外旅行にも持っていけそうです。
ネットショッピングなどの支払いがクレジットカードのみという場合もあります。
子供さんがネットで利用する場合、これを使ってみてはいかがでしょうか。
海外旅行では、紛失、盗難対策として、トラベラーズチェック(日本では2014年販売終了)が使われていましたが、この後継のシステムとして、デビットカードやこのプリペイドカードが使いやすいと思います。
ショッピングなどで、カードを利用したら、メールで利用の有無や残高が確認できます。
プリペイドカードの特徴
- あらかじめチャージ(入金)が必要
銀行振り込み、コンビニなどからチャージできます。
- 利用対象年齢は、カード発行会によって異なる。
- 無審査で作成できる。
- 収入がなくても作れる。
- ネットショッピングができる
- 海外のお店で利用できます。
JCB、VISAなどがあり、世界中の加盟店で利用できます。 - 支払い回数は、一括払い
- 発行は、銀行やカード会社です。
- ポイントやキャッシュバックがあるカードもあります。
- 月々の継続的な支払いができない。
プリペイドカード利用の注意
下記については、利用できません。
- 毎月の継続的な支払いができません。
自動で更新される契約、月の会費などの支払いができません。
公共料金、電話料金、衛星テレビ、インターネットプロバイダ、保険料、新聞購読料など、月々の支払いはできません。 - ガソリンスタンド
加盟店でも利用できないところがあります。 - 高速道路の料金
有人ゲートでの支払いに利用できません。 - 航空機の機内販売での支払いに利用できません。
- 電子マネー、プリペイド、チャージ料金の支払いに利用
- カードの併用不可
デビットとプリペイドなど
インターネット専用の「Visaネットプリカ」
インターネット専用のプリペイドカードです。
ネットショッピング専用と考えるとよいと思います。
VISA加盟店なら、世界中で利用できます。
18歳以上、無審査で購入できます。
ネット専用ですが、ネットで支払いができる月々の料金などには利用できません。
ネット通販やお店などで、クレジット払いを希望し、プリペイドカードで支払うことができます。
プリペイドカード、お店や飲食店での使い方
支払い時に
「VISA、一括払い」
「JCB、一括で」
と伝えましょう。
「カード払い」と伝えれば、店員さんは、クレジットカードと同じように処理してくれます。
プリペイドカードの支払いは、一括払いです。
プリペイドカードは、即時決済なので、クレジットカードのように分割払いは、できません。
お店で利用するときは、支払い方法について聞かれたら「一括で」と伝えます。
最初から、「カード払い、一括で」と伝えればスムーズです。
店員さんの指示にしたがって、サインします。
署名が不要の場合もあります。
暗証番号を入力する場合もあります。
「このカード、利用できません」
店頭などで、支払いの際、「カードが使えません」と店員さんに言われることがあります。
残高が少なかったり、空だと、使えません。
カードの読み取り部分が、劣化している場合もあります。
インターネットでプリペイドカードを利用する
ネット通販の支払いでは、「クレジット決済」、「クレジット払い」と表示されている箇所を選択して、カード番号を入力すればOKです。
インターネットの決済では、カードに記載された3桁のセキュリティコードを入力する場合があります。
プリペイドカードはショッピング専用
JCB,VISA,Masterのプリペイドカードは、ショッピング専用と考えたほうがよいと思います。
利用額の上限を決めて、海外旅行で使ったり、子供さんに持たせる場合などは、便利だと思います。
しかし、利用にあたっての制限も多く、利用限度額も2~10万円くらいです。
年会費が必要なカードもあります。
デビットカードのほうが便利だと思います。
利用が限定されるプリペイドより、デビットカードのほうが便利だと思います。
ブラックでも持てるJCB,VISA,Masterのデビットカードなら、月々の支払いもできますし、限度額も大きくなります。
デビットカードも無審査で作れます。
デビットカードが即時決済ということを意識しておけば、クレジットカードと同じように利用できます。
ワンタイムデビットカード
クレジットカードの番号が必要なサービスを、あまり使わない方は、ワンタイムデビットというサービスもあります。
ジャパンネットの「カードレスVisaデビット」なら、ウェブ上で発行が可能ですし、番号の変更もできます。
私は、破産手続き中、年会費の支払いで、カード払いが必要なものがあり、このワンタイムデビットを利用しました。
ネットショッピング専用と書いてありましたが、会費の支払いもできました。