近所の川で採れたザリガニやテナガエビ、フナ、ドジョウを食べる

お金が無くて、食べ物ないときに子供たちと川で魚介類を採りました。

 

釣りえさや釣りの仕掛けを買うお金もありません。
楽しみながら、食べ物を探します。

 

子どもたちには、お金がないことを隠しながら、生活します。
子供たちに嫌な思いはさせたくありません。

ときには、写真のようなスッポンが捕れることもあります。
この写真は、私が捕ったものではありませんが、甲羅の長さが20cmくらいのスッポンを捕獲したことがあります。

5cmくらいのスッポンが捕れたこともありますが、食べずに、しばらく子供が飼育しました。

 

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川の生きものは、何でも食料になる。

生き物なら何でも食べられます。
採り方は、いろいろです。

 

釣ってもいい
網ですくってもいい
石のひっくり返せば、何かいます。
水中の土を少し掘れば、貝も採れます。

 

コイ、フナ、かに、さわがに、はぜ、オイカワ、カワムツ、ニゴイ、ブラックバス、ブルーギル、アメリカナマズ、たにし、ザニガに、手長えび、カマツカ、しじみ など

 

川歩きをしていると、さまざま生き物を見つけることができます。

 

何でも、食べられます。
川魚は、寄生虫がいますから、必ず、火を通してください。
魚以外で、川にいる虫も食べられます。
長野県などでは、川の虫が食用として売られています。

 

ザリガニ、テナガエビ、スジエビ、サワガニ、モクズガニ

子供さんが食べるなら、テナガエビ、ザリガニ、サワガニが食べやすいと思います。

スジエビは、小さいエビです。
川岸の草や障害物の中にたくさんいることがあります。

虫取り網などを使って、小さなエビが潜んでいそうな川岸の草むらの中をゴソゴソとやってみると大量に捕れることがあります。
素揚げなどで食べるとおいしいです。

 

サワガニ

サワガニは、上流部にいて、石をどければ簡単に捕らえることができます。
子供たちが夏休みの時期、川では、全く捕れないことがあります。

 

夏は、たくさん捕れそうなのに、効率よく捕れません。

サワガニは、夏になると陸上の石や朽ち木の陰、木の上で暮らしています。
川の側の湿った落ち葉の下などにいることもあります。

 

サワガニは、から揚げがおススメです。
塩を振って食べると、おいしいです。

 

テナガエビ、ザリガニ

テナガエビ、ザリガニは、茹でてもいいし、味噌汁に入れてもいいと思います。
ふつうのエビと同様に調理できます。
大きめのザリガニは、ボリュームがあります。

 

ザリガニは、オマールエビに似ていると思いませんか。
形は、おいしそに見えますが、住んでいるところが、ドブ川だったり、泥くさかったりするため、敬遠されがちです。

 

ザリガニは、とてもおいしいです。
川の中流、上流にもいますが、流れのゆるいところで採れます。
テナガエビを探していると、いっしょに捕獲できます。

 

釣っても楽しいです。
市販のものを使ってもいいし、棒の先にタコ糸などを結んで、糸の先端にさきいかや魚の切り身、ソーセージ、ちくわなどを結んで釣ってもよいです。

ザリガニねらいの場合、ソーセージやちくわなど、柔らかいエサは、すぐにボロボロになってしまいます。

テナガエビは、テナガエビ用の釣り針があります。
ミミズや赤虫を使って釣る釣り方が簡単です。

 

モクズガニ

川には、モクズ蟹もいます。
モクズガニは、食用として食べられているカニで、おいしいです。
食用として有名な上海ガニは、モクズガニの一種だそうです。

河口部付近には、ベンケイガ二もいますが、甲羅が固いので、味噌汁などに入れ、出汁をとるとよいと思います。
ベンケイガニは、川の土手や田んぼの畔に穴を開けて住んでいます。
すばしこいので捕まえにくいと思います。

モロコ、クチボソ、タナゴなど

モロコは小骨が多く、かたいです。
から揚げにしても、あまりおいしくありませんでした。
しかし、モロコは、佃煮として高値で売られています。
関西では高級魚だそうです。

 

クチボソ、タナゴも食べらますが、少し苦いです。

 

子供たちには、おししい魚を食べさせて、大人が、雑魚と呼ばれるような魚を食べるようにしています。

 

最初の頃は、子供たちも体験してみたくて、「苦い」と言いながら、食べてました。
子供は、大人より、苦味を感じるようですね。
ピーマン、にんじんなどが嫌いな子は多いです。

タイビン、セルビン、魚とり網、魚とりカゴなどで、これらの小魚を大量に捕ることができます。

タイビン、セルビン、魚捕り網、魚とりカゴで小魚、エビを捕って食べる。
図のような、仕掛けの中にエサを入れておくと、魚やザリガニが大量に捕れます。タイビン、セルビン、魚捕り網、魚捕りかご、魚キラーなどという名前で売られています。タイビン、セルビンは、小魚捕り用大きな魚を捕るには、魚捕り網、魚捕りかごなどを使いま

オイカワ

泳ぎがうまく、すばやいため、網で捕るのは、難しいです。
エサを使って釣ることになります。
浮き釣りで、小さめの針を使います。

エサは、サシ(ウジ虫)が抜群に喰いがよいです。
サシは、釣具店で売られています。
釣り用に養殖されたものですから、気にせず、針に付けてください。

場所、時間帯などにより、紅サシと言って、赤いウジ虫が、よいです。

サシは、日なたに置かないようしてください。
元気なサシなら、人の数倍、釣れます。

サシは、ワカサギ釣りでも使います。

 

フナ

フナは、4、50cmくらいになります。
焼いて食べれば臭みなどはありません。

 

網で捕るには、すばしこいです。
釣りが効率よいです。
ミミズで、大量に釣れる魚です。
ミミズは、小型のもの(数cm)がよいです。

流れの緩いところなら、どこにでもいます。

 

ドジョウ

お子さんは、小骨が気になって、食べにくいかもしれません。
大型の個体は、お腹を割いて内臓を出すことができますが、小型のものは大変です。
小さい個体は、数日間、生かしておいて、泥抜きしてから食べるとよいです。

 

ドジョウは、川や池、水田近くの小川など、淡水なら、どこにでもいます。
鮎やヤマメ、アマゴがいる上流部から、汽水域でも大型のドジョウを見かけることがあります。
石や倒木などの陰に隠れていたり、泥の中から顔を出していたりします。
石などをそっとどけると、ドジョウを見つけることができます。
捕獲するときは、ドジョウの近くに網を置き、手で網の方に移動させるようにすれば、簡単に捕らえることができます。

 

春は、産卵のため、水田などに入ってきます。
時期は、地域によっても違うと思います。
私の住む地域では、5~7月頃です。

洪水のときなどに、水田に入り込んできます。
水田から用水路に水が流れ落ちる水路などで、待ち構えていると、ドジョウが上ってきます。

洪水の時は、ナマズやウナギ、鯉なども水田に入ってきますから、いっしょに捕らえることができます。
15~20cmくらいの大物どじょうが獲れることもあります。

 

冬は、水が枯れた川や池、田んぼ近くの小川などの泥を掘り返すと、ドジョウがいますよ。
スコップで掘り返して獲ります。

冬、凍ってしまったところを掘って獲ったドジョウは、水の中に入れると、泳ぎます。

 

氷点下でも死なない魚
魚類は、凍っても生き返るものがいます。
哺乳類の場合、細胞内の水分が凍ると、細胞が壊れてしまいます。
水は氷ると体積が増えますから、細胞が壊れてしまい、生き返りません。
魚類の一部は、細胞や血液中の凍らないタンパク質(不凍たんぱく質)により、0度になっても膨張せず、死ぬことがありません。

 

北極や南極の魚などにいる魚も不凍たんぱく質を持っているそうです。
また、植物や昆虫でも、不凍タンパク質を持っている種類がいるそうです。

 

ブラックバスはおいしい

臭みはなく、白身で味は、スズキに似ていておいしいです。
3枚に下ろして、バター焼きなどにします。
バターは高いので、塩焼きにして食べてもおいしいです。

 

ブラックバスは、スズキ目の魚です。
よく見るとスズキに似ています。

20cm以上の固体が手に入ることが多いため、調理しやすいです。

 

日本中の河川にいて、ルアーフィッシングの対象として人気がありますが、最近は、駆除の対象となっていたり、リリース禁止になっているところが増えています。
このため、バス釣りの人が減ったためか、スレていなくて、子供でも簡単に釣れてしまう場所もあります。

 

10cm以上ある大きめのミミズを使うと、簡単に釣れます。
この仕掛けで、ライギョやナマズ、うなぎが釣れることもあります。

この仕掛けを使って置き竿にしておき、その間にエビやカになどを採集すると効率的です。

川で魚を釣る場合は、入漁権(遊魚権)が必要です。
数百円で、釣具屋、コンビニで購入できます。
中学生まで、入漁権不要というところも多いようです。

 

タニシ

たにしは、日本中、いたるところで採れます。
採ってすぐに食べると、泥臭くて食べにくいです。
子供さんは、嫌いになってしまうと思います。

泥を吐き出せるには、数日かかります。
水道水でもよいので、水の中に入れて、水が濁ったら水を入れ替えます。
3、4日かかると思います。

水が濁らなくなったら、茹でて食べます。
爪楊枝などを使って、貝から引きずり出して、醤油などを付けて食べます。
寄生虫がいるので、生食は避け、必ず火を通して食べます。

ジャンボタニシと呼ばれている「スクミリンゴガイ」は、ピンクの卵を産みます。
稲を食べるので、農家の方から嫌われていますから、稲作農家の方に声を掛けて取らせてもらうことができると思います。

食用として日本に入ったと言われています。
大きい貝なので、食べごたえがあります。

ムラサキイガイ貝、(ムール貝)

ムラサキイガイは、河口部のテトラポッドや港湾の堤防の壁などにへばりついていて、大量に採れます。
ヨーロッパでは、ムール貝として料理に使われています。

 

カラス貝?
釣り餌用として、ムラサキイガイをカラス貝と呼び釣り餌屋で販売されています。
カラス貝は、ムラサキイガイとは別の種です。

 

たくさん採れる貝ですが、食中毒も報告されています。
神経麻痺や記憶喪失を起こす貝毒をもっていることがあるそうです。
もともと、体の中にあるものでなく、外部から取り込んで蓄積されたもののようです。

 

貝毒
麻痺性貝毒による死亡例があるムラサキイガイ
神経麻痺を起こし、しびれや焼けつく痛みを感じる。
動けなくなり、呼吸できなくなることがある。

ほかにも、記憶喪失を起こす貝毒や下痢をする貝毒もあるそうです。

私は、子供の頃に食べたことがありますが、貝毒による死亡例が報道されてから、食べていません。

売っているものやレストラン等で提供されるムール貝は、きちんと検査されているそうです。

 

カタツムリ、ナメクジ

苦味があります。
必ず、火を通してから食べます。

エスカルゴ料理で有名なカタツムリですが、カタツムリ、ナメクジには、広東住血線虫という寄生虫がいて、これが人の体内に入ると、髄膜脳炎などになり、死亡することもあります。

 

この寄生虫は、カタツムリやナメクジを触っただけでも、感染することがありますから、触った場合は、よく手を洗います。

採集から調理までの段階で、寄生虫が体に付いてしまう可能性もあります。

テレビ番組などで、ナメクジを食べるシーンを見ることがあります。

ムツゴロウさんやイモトアヤコさんは、おいしそうに食べていましたが、実際は苦いそうです。
貝の仲間なので、おいしそうですが、好んで食べるという話は聞きません。

 

どうしても食べなければならないときは、しっかりと、ナメクジをしごいて内臓を出してから、火を通します。

 

イモムシも同様に体をしごいて内臓を出してから食べます。

 

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魚捕りの道具、エサなど

網はあったほうがよいです。
100円ショップで購入できます。
虫取り網は、目が細かいため、水中に入れると、水の抵抗で、網をすばやく動かせません。

網の目が、5mm程度以上のものが使いやすいです。

 

釣りをしながら、魚を捕る

釣りをするなら、竿があるとよいですが、無い場合は、糸に針を結んで、大き目のミミズを付けます。

 

エサを付けた仕掛けを水中に投入し、置き竿にしておいて、釣りに影響がないところで、魚を捕ってもよいと思います。

 

糸は、子供さんが、学校の工作で使うタコ糸でもよいですが、釣り道具屋で売っているナイロンの釣り糸のほうが安いです。
大手の釣具屋なら、格安のものが売られています。

ナイロンテグスの3号程度なら、200mで200円くらいで売っています。
在庫処分品で、100円ということもあります。

 

タコ糸だと、200m巻きが、1000円くらいです。

 

釣具屋さんで、格安の竿があったら、購入すると、釣りの幅が広がります。
中古も出ていますし、在庫処分の竿が数百円で購入できます。

 

ミミズは、近所で採れます。

大きめのミミズは大きい魚(うなぎ、なまず、鯉など)が釣れます。
夕方、日が落ちてくれば、大型のものが必ず釣れると思います。

 

ハチの幼虫や毛虫を餌にすると、いろいろな魚が釣れます。
ミミズで釣れないとき、このエサを使うとよいです。

 

大きな川の中流で、ニジマスを釣ったこともあります。
上流にニジマスの釣堀があるような川だと逃げ出したものが、釣れることもあります。

 

外来魚のブラックバスも釣れます。

 

 

ミミズ

ミミズも大型のものがたくさん採れることがあります。
ミミズを食べるときも、同様にしごいて、中の土を出してから食べます。
料理の方法によっては、土臭いです。
みじん切りにして、洗えば土が落ちやすいです。野菜などいっしょに炒めると食べやすいです。