農業も高齢化、収入は少ないけど田畑や自然を守るために働く

収穫の時期です。
先日、兼業農家の方、野菜や果物を栽培する会社の方と会いました。
いずれも、仕事先で、その会話からの内容です。



兼業の方からのお話

兼業の方(50代後半)は、田畑を守らないと子供たちに自然が残せなくなる。田畑が荒れる。
と話していました。

1アールの田から取れる米は約1俵、収入は0円?

ちょうど、稲刈りが終わったところで、収入は0円だそうです。
お米は、1アール(10×10m)から1俵(60kg)取れるそうです。

JAでは、1俵8,000円で買い取ってくれるそうです。

この方は、20アール持っているため、全部で、160,000円で買い取ってもらう予定だそうです。

人件費を考慮するとマイナス

収入は、ありましたが、この収穫のためにかかった費用(肥料、苗、共同水路の利用料金、トラクターや燃料代)を差し引くと、実際には、ほぼ0円、人件費を考えるとマイナスだそうです。

専業だと補助金もあるけど、兼業はもらえないそうです。
他の作物も考えたけど、この地域は、田としてやっているので、やめられず、続けているそうです。

土地が荒れるといけないし、地区の農家の方も田も含めた自然を子供たちに残したいと考えているとのことでした。

しかし、TPPのことが気になるし、農家を引き継ぐ人もいないということで心配していました。

田畑の管理を会社組織に頼む方法もあるようですが、1俵の米をつくるのに2万円くらい払わなければいけないそうです。人件費、肥料、その他を含めての金額とのことでした。

野菜、果物栽培の会社、ネット販売でウハウハ

社長さんと専務の方に話を聞くことができました。

約20人の会社です。
野菜や果物は、ネット販売や道の駅などで売っているそうです。

新しい方法で販路を拡げていて、儲かっていると言っていました。
国や県の補助助成金なども活用して研究しているそうです。

社員の年齢層は高くて、アットホームな雰囲気でした。