自己破産体験1(破産申請、手続開始まで)奨学金で借金800万円
奨学金で借金800万円、借金を返せなくなるまで(自己破産体験1)
夫婦二人分の奨学金の返済で借金800万円、弁護士に相談するまで
私たち夫婦の借金は、学生時代に遡ります。
学校は、別々でしたが、二人とも日本学生機構(当事は、日本育英会)の奨学金を利用していましたので、卒業時には、二人で約650万円...
破産手続き(申請)開始まで(自己破産体験9)自由財産と自由財産拡張申立て
自由財産とは
破産手続きをすると、破産者の財産を現金に換えて、債権者に返します。
しかし、すべての財産を取られると、生活できませんから、生活に必要な家財道具や現金を持っていても、よいことになっています。
自由財産とは、破産手続き時...
破産手続き(申請)開始まで(自己破産体験8)財産目録、その他資料の作成
陳述書と同時に財産のリスト(財産目録)や債権者リスト、保険加入状況等の一覧表を作成します。
表にまとめられているため、人目で、借りた金額や金融機関、所持している資産などが分かるようになっています。
弁護士が用意し...
破産手続き(申請)開始まで(その7)陳述書の作成
陳述書に生活状況や借金の経緯、財産の状況、今後の生活改善に向けての決意などを書きます。
陳述書(ちんじゅつしょ)
とは、日本の民事訴訟において当事者から提出される証拠の一種であり、訴訟当事者や関係者の言い分などをまとめたものに、本人が署...
破産手続き(申請)開始まで(自己破産体験6)クレジットカード利用停止
A弁護士へ破産手続きを依頼してからクレジットカードの利用が停止されました。
弁護士さんから、クレジットカードの利用を止めますと話がありました。
1、2日中には、連絡するとのことでした。
借金をした金融会社にも、連絡をしているため、...
破産手続き(申請)開始まで(自己破産体験4)弁護士からの指示内容と注意点
弁護士からの指示、破産申立て書作成前の疑問など
家庭の収支、財産を正確に申告する
A弁護士から渡された質問紙形式の書類に家庭の収支など、生活の状況を書き込みました。
これを見て、A弁護士が破産申立書(申請書)を作成します。
...
破産手続き(申請)開始まで(自己破産体験3)弁護士への相談
市役所の相談窓口で紹介されたA弁護士事務所を夫婦で訪ねました。
A弁護士は、市役所の相談窓口と同じで、自己破産(申請)することを勧めました。
さらに夫婦それぞれに借金があること、共有の財産があることから、同時に破産手続き(申請)する...
破産手続き(申請)開始まで(自己破産体験5)弁護士に相談して半年後、金融業者からの催促の電話が停止
A弁護士に相談してから、半年後に金融業者からの督促の文書や電話がすべて止まりました。
A弁護士への相談から1ヶ月
A弁護士は、各金融会社(消費者金融業者)に対して、債務について照会(借金の内訳書の請求)しました。
同時に過払い金につい...
破産手続き(申請)開始まで(自己破産体験10)破産手続き開始申立書を裁判所へ提出
弁護士への相談から、半年経ちました。
書類が揃いましたので、裁判所へ破産手続き開始申立書を提出します。
同時に借金をした金融会社へも正式に手続きの開始を通知します。
すでに金融会社からの催促の電話は、来なくなっています...
市役所の弁護士無料相談へ相談(自己破産体験2)
まず、市役所の弁護士無料相談に行きました。
相談に応じてくれた担当の方は、弁護士会の弁護士さんです。
相談内容
・これまでの経緯
・借金の金額(約500万円)
・収入や生活の状況から支払いが難しい
担当弁...