テープ起こしは、効率が悪く稼げない

テープ起こしは、時間がかかるわりに稼げませんでした。

テープ起こしとは、講演会や会議などの内容を録音し、紙上で読めるようにすることです。
以前は、カセットテープレコーダーに録音してから、これを行っていたため、テープ起こしと呼ばれます。

テープ起こしのバイトは稼げるか

このバイトは、1時間分の講演内容をワープロで打って、電子化すると、2,000円~3,000円くらいになります。
バイトを提供してくれる業者は、お客さんから1時間あたり2~3万円くらいで請け負っています。

 

業者から録音済みのデータをもらって、電子化したデータとプリントアウトしたものを業者に渡します。

 

現地の会場で録音
時には、あなた自身が講演会場に行って、録音することもあります。
この場合は、交通費等を含めて、6,000~8,000円くらいです。
車で行った場合、駐車場代がもらえない業者もあります。
公共交通機関の利用が原則と考えた方がよいです。

 

会場で録音する場合は、内容のメモをとっておくと、後で編集の助けになります。
時刻を書いておくと、編集時にボイスレコーダーを再生するときに場所が特定しやすいです。

 

対談形式など、数人で行うものをテープ起こしする場合もあります。
誰の発言かを記録しておきます。
これをしないと、録音データだけでは、誰の発言がわかりません。

 

テープ起こしのための録音機器とコンピューター

コンピュータや録音機器は自分のものです。
言えば貸してもらえますが、慣れたものの方が作業性がよいです。

 

スマホで録音

スマホ用のアプリも多数出ています。
レコーダー、ボイスメモ、ボイスレコーダー、音声メモ等で検索します。
最初からスマホに入っていることもあります。

 

スマホをレコーダーとして使う場合、データ容量に注意してください。
録音の形式によっては、すぐに一杯になってしまいます。
講演を録音しに行って、途中から録音できなくなると困ります。

 

専用のボイスレコーダーで録音

専用のボイスレコーダーも1000円くらいから売られています。
記録時間は数十時間あります。

スマホが世に出る前は、1万円以上しましたが、現在は手ごろな価格で購入できます。

 

外付けマイク
外付けマイクがあると音を拾いやすいです。

 

効率が悪く稼げない

このバイトは、稼げないというより、効率がとても悪いのです。
録音された内容をボイスレコーダーやスマホ、パソコンで再生するのですが、録音状態が悪いと聞き取れなくて、何度も戻しては、ワープロ打ちを繰り返します。

 

また、専門的で特殊な内容だと専門用語が分からないため、調べながら作業します。
「えー」とか「あー」とかというような口癖や語尾をどうしらたよいのか?

 

業者に確認すると、業者がお客さん(テープ起こしの依頼者)に相談してから返事が返ってくるため、無駄な時間が生じます。
場合によっては、翌日になることもありました。

 

話手によっては、言葉があいまいで、よく分からない場合があったりします。

 

数人で行う対談
数人で対談のような形式だと、録音内容だけでは、誰の発言なのかさっぱり分かりません。

 

ビデオがあればよいのですが、ビデオ撮影ができないことが多いです。
また、配布資料は、講師紹介のみで、内容が分からないこともあります。

 

対談形式の場合、必ず現地で誰の発言かメモを取っておきます。
断片的な内容でも、後でボイスレコーダーを使って、つなげることができます。

 

10分講演内容に1から2時間の作業時間,90分なら9~18時間

同じところを何度も繰り返して聞きながら、時には業者に確認しながら作業をするので、10分の講演内容を打ち込むのに妻は2時間ほどかけていました。

 

私は、妻よりワープロ打ちに慣れていると思うのですが、10分の講演内容に1時間くらいかかりました。

 

専門用語がたくさん出てくる内容のものを手伝ったことがありました。
専門用語を、一つ一つを調べながらやると、10分程度で、2時間かかることもあります。

 

二人で調べながら、10分の内容に2時間かけたこともあります。
一人だと、単純計算で4時間かかります。

 

はっきりと言葉が分かるような話し方をしてくれる話し手なら、すぐに調べることができますが、録音の状態や会場の音響が悪くて聞き取りにくかったり、話し手が早口で明瞭度が悪かったりして、専門用語が聞き取りにくいことがあります。

 

このような講演会だと、何度も聞き返し、言葉を1つ1つ調べながらテープ起こしをすると、10分で、2時間くらいかかります。

 

一般的な講演会の時間は、1時間30分~2時間くらいが多いので、作業するのに1、2日かかります。

 

自分が知っている分野の講演で自分のためにメモをしたり、要点だけを箇条書きでまとめるなら、問題ないと思いますが、全く知らない分野の講演を、話し手がしゃべっている内容ほぼそのままの文章にするとなると、時間がかかります。

 

私は妻が探したバイトで3本やりました。
妻は業者から、「慣れれば早くなりますよ」と言われたそうですが、もうやることはありません。