自己破産体験記と破産後の節約生活や稼ぐ方法、貧乏生活改善のための体験談記録です。

免責許可まで(その7)破産手続き中の生活①食べるだけで精一杯

破産手続き中の生活は、食べるだけで精一杯

銀行口座は、会社からの給与振込みや家賃の引き落としはされますが、破産者が預金を引き出すことができないようになっています。

手持ちのお金で数ヶ月、過ごさなければいけません。

大人は1日におにぎり1個、毎日、食べるだけで精一杯の生活です。
とにかく、食べ物を何とかしないと生きていけません。
子供たちも食べ盛りで、運動部です。
運動をやっていますが、栄養が足りないためか、子供は、背が低いです。



当時、高校生だった子供は、夏休み中、部活の合間にバイトをしました。
宿題する時間が無く辛かったようでした。
自分からやると言ったので止めませんでした。

大人は我慢

子供たちには、ひもじい思いをさせないため、食事は大人が我慢します。
お米が買えないこともありました。
ご飯の量を減らして、ふりかけやお茶だけをかけたお茶漬けに醤油をかけて食べたり、休日は、スーパーの試食にも行きました。

スーパーは、閉店前に行くと、割引の惣菜が売られています。

1日におにぎり1個のことや会社に置いてあるお菓子だけということもありました。

お米は、10kgなど、大袋で買うほうが安いのですが、買いだめするお金がありません。
本や生活用品を売ったり、ポイントサイトで貯めたポイントで食料を買うため、2kgなどの小さいものしか買えませんでした。

お米は、一粒も残さず大切にいただきます。

旬のものを食べる

春、夏は、魚が取れます。
仕事で海の近くに行ったりすると、サビキ(毛ばりがたくさん付いた仕掛け)で小魚を釣って食べました。
針は、海水で錆びるため、洗えば何度でも使えます。
サビキの仕掛けは、釣り場に行くと、たくさん捨ててあります。
これを拾って使いました。

3月以降は、週末の朝や晩に魚を釣って凍らせておいて、後で食べました。
釣れるときは、二人で300匹以上釣れます。

釣れないときは、ガソリン代がムダになることもありますから、釣りは、海の近くに行ったついでです。

イワシを拾う、釣る。鰻の代わりにイワシの蒲焼を食べる。

タイビン、セルビン、魚捕り網、魚とりカゴで小魚、エビを捕って食べる。

野菜

「わらび」や「つくし」などの野草も食べられます。
朝や昼休みに採り、トイレの洗面台で洗って持ち帰りました。
きのこは、心配なので採りませんでした。

市が運営する公園のイチョウは、市の所有物ですが、銀杏を市民が拾う分には問題ないそうです。
ほとんどの自治体がそうだと思います。
木に生っている銀杏を棒などで落とすことは、やめたほうがよいです。

虫も食べられます。
これは、妻と子供がいやがりましたので、食べたのは私一人です。
油で炒めると、大抵のものが食べられそうです。

バッタやせみ、幼虫など、近くで捕れたものだけです。
幼虫は、カナブンやハナムグリなどの甲虫だと思います。
泥臭く、二度と食べる気がしません。
腐葉土などの臭いがしますよ。
堆肥の中には、カブトムシの幼虫がたくさんいますが、やめておいたほうがいいと思います。

バッタやせみは、えびのようで、おいしく食べられます。
温かいうちに塩をふって、食べるとおいしいです。

蜂は、キンチョールなどで殺した後、しっかり洗ってから炒めます。
蟻は、味がありません。
針は、炒める前に取りましたが、鉢の毒は、熱を加えれば大丈夫だそうです。

幼虫は、牛肉よりタンパク質が多く、ジャングルなどでは、貴重なたんぱく源だそうです。
サバイバルでは、大切な食糧となります。
クワガタやコガネムシなどの甲虫も食べられます。
手足に寄生虫が付いています。古い歯ブラシなどで取り去ったり、しっかり洗います。
生で、よく噛んで食べるか、炒めるとよいです。

飲み物は、水のみ

水道水が一番安いと思います。
お茶の葉が買えないため、水筒には、水。
子供が水筒を持っていくときは、残りを水で薄めて持っていきます。
水筒の水がなくなったら、トイレや公園の水を飲みます。

ペットボトルなどの水も買えません。
安売りのペットボトルも売っていますが、公園などで、水を補給しますた

1日、1食で、水でお腹を膨らませたことも何度かありました。

会社の休憩スペースにキャンディーなどが置いてあります。
これを数個、食べてしのいだこともあります。

子供には、小麦粉でホットケーキを作ったり、捕ってきた魚介類を焼いたりして、食べさせていました。

お金の調達

自己破産の手続きをすると、破産手続き申立書に書いたものは、破産財団(債権者に分配する財産すべて、お金、これからお金に換える物品)として、破産管財人に管理されますから、裁判所の許可がないと、売ることができません。

生活用品や本を売る

破産手続き申立書に記入していない本や生活用品を売ってよいか弁護士と破産管財人に確認すると問題ないということでした。

自宅にあった本をブックオフで売ったり、生活用品や子供のおもちゃをリサイクルショップで売ったりしました。
一つにつき10円~50円くらいのものばかりで、たいした金額にもなりませんでした。

本を売る。ネットオークションとブックオフ、どちらがお得なのか?
破産手続き前に実家にあった自分のものを売っていましたが、破産手続き中も夫婦それぞれの実家の大掃除を手伝いに行き、不用品をもらったり、子供の頃に使った物品を探して売却しました。

古いレコード盤や未使用のウルトラマンのソフビがあり、ネットオークションで売れば高く売れるだろうなというものがありました。

ヤフオクなどのネットオークションやAmazonで売ると、銀行口座に入金されるため、お金を引き出すことができません。

また、ヤフオクなどネットオークションでの売買物品のリストを破産手続き時に裁判所に提出しています。
ヤフオクなどをやると、売買の記録が預貯金の通帳で分かります。
破産手続き期間中は、財産として何か隠しているのではないかと疑われ、調査が長引くといけませんから、本は、主にリサイクルショップで売りました。
弁護士さんからも、ネットオークションは、止めておいたほうがよいと助言がありました。

破産管財人は、破産手続き期間中に会社から出張費として私の銀行に入金された数百円の内訳も確認を求めてきましたので、通帳への入金はないほうがよいです。
いちいち書類を作るのは大変だそうです。

ネットで稼ぐ

隙間時間を利用して、アンケートサイトや口コミサイトの文章作成、ポイントサイトなどに家族で複数登録しました。月、数万円分のポイントを獲得することができました。
貯まったポイントは、現金に換えずに、商品の購入をしました。
ポイントを現金にするには、手数料がかかりますし、銀行口座に入金されます。

お金を得る手段がないため、毎日、夜中まで時間をつくって、ポイントサイトやアンケート、口コミなどを書いてました。
当時、スマホを持っていませんでした。
スマホがあれば、隙間時間を利用し、もう少し稼げたと思います。

破産手続き前に得たポイント等は、取られることはありませんでした。
換金できる金額が大きければ、取られる可能性があるそうです。

破産手続き中のポイントサイトの利用と換金について

ポイントサイトについて

ブログでアフィリエイト

楽天ブログで、商品の紹介をやりましたが、2年で2,000円くらいでした。
(破産手続き終了後、ポイントの有効期限が切れ、ポイントは無効になってしまいました。)

 

それでも、出て行くお金

会社の飲み会

会社の業務としての飲み会や食事会が週1,2回あり、支払いが苦しくなってきました。
今まで使っていなかった「親戚の葬式」という理由が頭をよぎりましたが、使いませんでした。
妻の体調が悪いという理由で、飲み会を断ったことは数回ありました。

テレビなしの生活

破産手続き前(弁護士に相談段階)にテレビの電波形式が、アナログ形式から地上波デジタルに移行しました。
当時、小さいサイズでも3万円以上しました。
購入できず、1年ほどテレビなしで暮らしました。

約1年後、実家に行ったら、壊れていて捨てるという外国製の地デジ対応テレビがありましたので、引き取りました。
症状は、電源が入らないだけです。
中を開けて、電源付近を調べると半田付けの不良のようでしたので、簡単に直りました。
家電の電源ユニットは、電流が多く流れるため、配線が太いです。
人が半田付けしますから、このような不良はよくあります。
特に大量に製品が売れたときなどは、急いで大量につくりますから、ミスが出やすいです。
テレビ以外の家電製品の背面パネルのコネクタ部分なども人が半田付けしますから、半田付け不良が出やすいです。

調理用のガスコンロが壊れる

魚焼きグリルとゴトクが2個あるタイプです。
魚焼きグリルが壊れました。
修理に2万円くらいということで、そのまま2年以上、使い続けています。

(追記)
その後、レバーが壊れ火加減の調整ができません。
買うことができないため、そのまま使い続けています。

電子レンジ

10年以上使っていたものが壊れてしまいました。
リサイクルショップで、3,000円のものを購入して使っています。

床屋、散髪、美容院

嫁も含め、自分たちで、カットします。
家族全員で、月、1万円くらい節約できます。

床屋、美容院代を浮かして節約、自宅でカットすればタダ

子供の体操服、制服、学用品など

これらもお金がかかります。
破産手続きの年まで、ほぼ毎年、子供会やPTAの委員をやっていました。
お互い声を掛け合った、融通し合ったり、使わなくなったものを譲ってもらったりしていました。
年に1度しか使わないものは、助かります。

学用品、制服、体操服のリサイクル

実家で、お金を借りました。

破産手続き開始から4ヶ月目(第1回債権者集会の前)に会社から福利厚生関係のお金の集金(年間まとめて、約6万円)があり、1円も出せませんでしたので、期限ギリギリに実家でお金を借りました。
親には、破産のことを伝えていませんでしたが、ちょうど、子供の進級の時期だったため、理由が付けやすかったです。

 

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